• ホーム
  • 性感染症で多いクラミジアをセルフチェックするには?チェック項目にはどのようなものがある?

性感染症で多いクラミジアをセルフチェックするには?チェック項目にはどのようなものがある?

2020年05月08日

厚生労働省が発表したデータによると、毎年2万4千人以上の男女が性器クラミジアに感染しています。性器クラミジアは日本国内で最も患者数が多い性感染症で、性的に活発な人ほど病原体に感染するリスクが高いので注意が必要です。

性器クラミジアは発症しても初期症状が軽いので気づかずに放置されるケースが多いですが、病気の症状についての知識があれば早期に見つけることができます。初期症状で病気を見つけるためには、いくつかのチェックポイントを押さえておく必要があります。

男性がこの感染症に罹ると、病原菌は最初に尿道の粘膜に感染して炎症を発症します。尿道炎を発症しても強い痛みなどの症状は出ませんが、排尿時に軽い痛みを伴うケースが多いです。他にも排尿時にいつもと違う違和感(灼熱感など)を感じたり、サラサラした粘性の低い膿が排出される場合があるので、よく注意していれば尿道炎を見つけることができます。

男性が性器クラミジアを見つけるためのセルフチェック項目は、排尿時の痛みや灼熱感の有無と粘性の低い膿の2点です。いずれかの項目に該当するようであれば、クラミジアの初期症状を発症している可能性があります。ちなみに男性が尿道炎を放置すると病原菌が睾丸に移動し、精巣上体炎を発症して発熱や圧痛の症状が出ます。この段階まで進むとかなり病状が悪化しているので、入院治療が必要になります。

女性がクラミジアに感染して発症すると最初に膣の奥の方で炎症(膣炎)を起こしますが、この部分は神経がほとんどないので痛みを感じることはありません。膣の内部で炎症が起こると雑菌が繁殖するので、性器の痒みやにおいの強いおりものが排出されます。性交時に痛み(性交痛)を感じる場合があるので、これらの症状が出たら膣炎を疑うようにしましょう。

女性がクラミジアに感染して膣炎に気づかずに放置し続けると、病原体は子宮や卵管に移動して子宮内膜炎や卵管炎を起こします。この段階まで症状が進むと、生理痛に似た下腹部の痛みや不正出血などの症状が出ます。生理痛と間違われて放置されるケースが多いですが、生理周期に注意していれば、生理痛とは別の痛みであることを見極めることができます。

女性がクラミジアを見つけるためのセルフチェック項目は、性器の痒みや臭い・おりものが増えた・性交痛・生理とは違う下腹部の痛みや不正出血、などがあります。これらのチェック項目に該当した場合はクラミジアや他の性感染症の可能性が高いので、早めに検査を受けるようにしましょう。