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クラミジアの潜伏期間は?症状によって幅があるので知っておこう

2020年01月28日
病原体

クラミジアの病原菌はセックスやオーラルセックスによって他の人に伝染するという性質がありますが、感染してからすぐに症状が出るという訳ではありません。粘膜の細胞に感染した病原菌が増殖してある程度の数になると、炎症を発症します。クラミジアの病原菌に感染して発症するまでの潜伏期間は、感染した部位や健康状態によって幅があります。

性器クラミジアの場合は、男女ともに感染してから初期症状が出るまでの潜伏期間は1~3週間といわれています。ただし潜伏期間には個人差があり、人によっては1ヶ月間以上も自覚症状が出ないで保菌状態が続くケースも少なくありません。

性器クラミジアに感染して初期症状を発症したとしても、本人が気づかないケースのほうが多いです。男性であれば尿道炎を発症して排尿痛や排尿時の違和感を感じる場合がありますが、約半数の患者は無症状です。女性の場合は初期症状を発症すると膣炎や子宮頸管炎を起こしますが、痛みなどの自覚症状が出るのは2割程度で8割の患者は無症状です。性器クラミジアは人によっては感染後1週間程度で自覚症状に気づく場合もありますが、1ヶ月以上かけて重症化するまで自覚症状が出ないケースがあることを理解しておきましょう。

咽頭クラミジアに感染した場合は、一定の潜伏期間を経た後にすぐに症状が出るとは限りません。感染者の免疫力が低下していなければ、長期間にわたり無症状の期間が続くケースがほとんどです。ただし、風邪や疲労などが原因で免疫力が低下した時に、扁桃炎などの形で痛みや高熱などの症状が発症します。咽頭クラミジアは感染してから発症するまでの潜伏期間に幅があるので、感染時期を特定することが困難なケースが多いです。

この病原菌が性器や咽頭部の粘膜に感染しても長期間にわたり無症状の潜伏期間が続く場合が少なくありませんが、症状が出なくても自然治癒することはありません。病原菌に感染していれば遅かれ早かれ発病しますし、潜伏期間中でも他の人にうつしてしまう危険性があります。クラミジアの症状は気づきにくいので、性的に活発な人であれば、無症状であってもクラミジアの病原菌に感染している可能性があることを理解しておきましょう。無症状であったとしても、検査をすることで病原菌に感染しているかどうかを確認することができます。

クラミジアは目の粘膜の細胞にも感染して、結膜炎を発症することが知られています。眼球の粘膜に感染して発症するまでの潜伏期間は1日程度と短いため、感染した翌日に結膜炎に罹るケースが多いです。